観終わったあと、胸がじんわり温かくなるタイプの作品でした。夫とのすれ違いでぽっかり空いた心の穴を埋めるように、ゆなさんがソープで働き始める流れからスタートするんですが、最初は戸惑いと緊張が画面越しにも伝わってくるんですよ。ところが回を重ねるうちに、「肌と肌を重ねる時間そのものが彼女にとって癒しになっていくんだな」と感じられて、観ている側までしんみりしてしまいました。 そこへ現れるのが青年・左慈くん。ちょっと不器用だけど誠実さがにじみ出るタイプで、ゆなさんの警戒心が融けていく様子がすごくリアル。キスシーンも濃厚なんだけど変に作り込みすぎていなくて、互いの温度や鼓動がじんわり伝わってくる感じ。唾液の音や舌の絡み方も“サービス”というより“想い”って言葉がしっくり来る演出なんですよね。 二人の距離が縮まっていくにつれて、ソープ嬢と客という枠組みが溶けていき、「あ、これはもう男女の恋愛ドラマだ」と思わず前のめりで見入ってしまいました。濃厚シーン狙いで選んだつもりが、結果的に“心がほぐれるラブストーリー”を堪能できた一本。がっつり抜き目的の人も、しっとり余韻を味わいたい人も、どちらも満足できると思います。
豊満すぎ…!